伝えること
ここ数年、さまざまな場所でこれまでの一輪車人生や、一輪車競技についてお話をさせていただく機会が増えました。
その内容は多岐に亘り、一輪車を始めたきっかけから、継続してきた理由、指導法や演技や振付の制作について、選手との関わり方等・・・様々です。
先日は静岡県の袋井市にある某小学校に講師としてお招きいただきまして、全校生徒の前で講話とデモンストレーション、その後は授業の一環として学年毎に一輪車教室を行いました。
講話では一輪車を始めたきっかけから世界チャンピオンになるまでの過程をお話ししました。もちろん、話の中心は小学生時代の内容が殆どです。
友達と遊ぶ時間は無かったこと
練習は楽しいよりもつらい事の方が多かったこと
何よりも、マイナーであるがために周りからは全く認めてもらえなかったこと・・・
様々な思いを抱きながらも、最終的にはそれよりも
「成し得たい目標や夢がそれらに勝っていて、継続することができたこと」
そんな話をさせていただきました。
見ず知らずの人間の人生の話に、子供達は最後まで真剣に耳を傾けてくれました。
ありがとう。
この日の為にさまざまなご対応やお気遣いをいただいた先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
一輪車教室では全校生徒の指導をさせていただきました。
乗れる子・乗れない子・練習中の子、さまざまでしたが共通して言えることは、「昨日までよりも確実に興味がわいている」ということが感じられました。
男子も女子もみんなそれぞれ自分の目標に向かって限られた時間ではありましたが頑張ってくれました(^o^)
お昼は教室で生徒の皆さんと一緒に何十年ぶりかの給食もいただきました。
なんだかタイムスリップした気分でした、
(机と椅子は小さすぎて驚きましたけど(笑))
また、会えることを期待して待っていようと思います。
そして、週末は東北へ行ってきました。
クラブチームの指導です。
関東とは比べ物にならない程冷え込んでいて、体育館の中は外よりも気温が低いのでは?と錯覚を起こしそうなほどでしたが、選手たちはそれぞれ大会に向けて必死に練習をしていました。
伝えることは本当に難しくて、頭の中のイメージを言葉にし、さらにはそれが相手に伝わる様にニュアンスを変えて伝えなければなりません。
また、自分の意見や伝えたいことが曲がって伝わらないような言葉選びにも注意が必要で、毎回その点に関しては課題が残ります。
もっともっと見聞を広めて、全国各地で頑張っているみなさんの所に会いに行ければ・・・と思っています。
そしてそれが最終的に自分の夢や目標に繋がると信じています・・・。
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